自社ローンで新車を買うことは可能?全国対応している優良店3選

自社ローンで新車を買いたいけれど、本当に大丈夫なのかと不安を抱える方は多いのではないでしょうか。
本記事では、自社ローンのメリットやデメリット、全国対応の優良店情報をはじめ、カーリースなど他の選択肢も含めて解説します。
納得のいく契約ができるよう、初心者にもわかりやすくポイントを整理しているので、ぜひ参考にしてみてください。

自社ローンで新車は買える?

自社ローンで新車を購入できるかどうかは、多くの人が気になるポイントですよね。
結論を言うと、新車を扱う自社ローンの店舗は限定的ながら存在します。
詳しく解説していきます。

自社ローンで新車は買える

自社ローンで新車を購入することは可能です。自社ローンで新車を手に入れる最大のメリットは、金融機関の審査が厳しくても利用できる可能性があることです。
通常のオートローンではクレジットヒストリーや収入状況が重視されますが、自社ローンの場合は販売店独自の判断基準が採用されるため、より柔軟に対応してもらえます。
さらに、頭金ゼロや短期返済など、条件を細かく相談できる場合も多く、実情に合わせたプランが組めるのも魅力です。
とくに「どうしても新車が欲しいが、通常のローン審査に通らない」という方にとって、自社ローンは貴重な選択肢となるでしょう。
もちろん、金利や支払い条件は店舗によって大きく異なるので、複数の業者を比較検討することが重要です。
納得いくまで相談し、将来的な返済計画を立てたうえで新車購入の意思決定をすることをおすすめします。

自社ローンで新車を買う流れ

自社ローンで新車を購入する流れは以下のとおりです。

  1. 自社ローン対応の店舗を探す
  2. 希望する車種やオプションを決める
  3. 必要書類を用意し審査を受ける
  4. 審査結果を確認して契約内容を詰める
  5. 契約を締結し、メーカーから車を取り寄せる
  6. 車が届き次第、登録・納車手続きへ
  7. 納車後は返済計画に沿って支払いを続ける

まずは新車を取り扱っている自社ローン対応の店舗を探すところから始めましょう。
公式サイトや口コミをチェックし、実際に来店または電話で相談してみると確実です。
次に、必要書類を用意し、簡単な審査を受けます。
この審査では収入状況や支払い能力などを確認されますが、一般的なクレジット審査よりも柔軟な対応が期待できます。
審査を通過したら、支払い条件や車種、オプションなどの詳細を詰めて契約に至ります。
契約後、メーカーから車を取り寄せる形で納車準備が進み、書類手続きも同時に進められます。
納車が完了すれば、あとは契約した返済プランに沿って支払いを続けるだけです。
もし返済が厳しくなりそうなときは、早めに店舗に相談し、対策を講じることが大切です。

自社ローンで新車を購入するメリット

ローン審査に通過しやすい

自社ローン最大のメリットは、通常のローン審査よりも柔軟に対応してもらえる点です。
過去のクレジット履歴に不安がある方や、収入証明が難しい自営業者などでも、店舗独自の審査基準を設けているため比較的ハードルが低くなります。
また、信販会社を介さないことで、必要書類や手続きが少なくなる場合もあり、審査期間の短縮にも期待できます。
「一度ローン審査で落ちたけれど新車に乗りたい」という方にとって、自社ローンは大きなチャンスと言えるでしょう。
ただし、審査が甘い分、返済能力がしっかりあるかどうかは店舗側が重視するため、事前に返済計画を立ててから相談することが重要です。

納車までが早い

自社ローンで新車を購入する場合、納車までのスピード感もメリットのひとつです。
通常のオートローンでは、信販会社との間で複数の書類確認や審査プロセスが必要となり、どうしても時間がかかってしまいます。
一方で自社ローンは販売店と直接契約を結ぶため、審査や書類手続きがシンプルになりやすいのです。
その結果、メーカーからの車両手配がスムーズに進みやすく、早ければ契約から数週間程度で納車に至るケースもあります。
「なるべく早く新車に乗りたい」という方には、スピード感ある対応が期待できる自社ローンは魅力的でしょう。

金利がかからない

自社ローンを選ぶ大きな理由のひとつが、金利の負担を抑えられるケースがあることです。
販売店によっては「金利ゼロ」を掲げているところもあり、結果的に総支払額を抑えられます。
一般的なオートローンでは年利数%が上乗せされるため、車両本体価格に加えて利息の負担が増えるのが通常です。
しかし、自社ローンでは金利分を含めず、手数料や諸経費などをまとめた「定額払い」として提示している場合も少なくありません。
もちろん店舗によって料金体系は異なるので、一括見積もりなどで複数社を比較し、総支払額がどの程度になるのかをしっかり確認することが大切です。

自社ローンで新車を購入するデメリット

新車を提供している店舗が少ない

自社ローンは中古車をメインに扱う店舗が多く、新車を扱う業者は比較的少ないのが現状です。
そのため、新車が欲しいと思っても候補が限られ、探す手間や時間がかかるかもしれません。
さらに、新車対応をしている店舗は都市部に集中している場合が多く、地方在住の方には選択肢が少なくなる懸念があります。
店舗数が少ないぶん、価格や条件面での比較検討が難しく、結果的に妥協してしまうケースもあるでしょう。
新車対応を明確にアピールしているか、事前に店舗へ直接問い合わせることで、不必要な手間を省くことが大切です。

総額が1~2割増しになる

自社ローンで金利負担がないとしても、総額が高めに設定されることが少なくありません。
なぜなら、店舗側が独自にリスクヘッジとして車両価格や諸費用を上乗せしている場合があるからです。
具体的には、市場価格と比較して1~2割ほど高めの支払いになるケースが多いと言われています。
そのため、金利ゼロを魅力に感じても、実質的に負担が増える可能性があるので注意しましょう。
契約前に「総支払額がいくらになるか」「諸経費の内訳はどうなっているか」をきちんと確認し、複数社を比較するのが賢明です。

短期間で返済する必要がある

自社ローンは通常のオートローンと比べて返済期間が短めに設定されることが多いです。
これは、販売店が長期的な貸し倒れリスクを避けるために、なるべく早い段階で完済してもらいたいという背景があるからです。
返済期間が短いということは、月々の支払い金額が高額になる傾向があります。
結果的に家計への圧迫が大きくなり、負担を感じるケースもあるでしょう。
万が一の出費が重なった場合に対応できる余裕があるか、事前に家計を見直して、返済計画をしっかり立てることが重要です。

【全国対応】新車を購入できる自社ローン優良店3選

新車を取り扱っている自社ローン対応の店舗は限られていますが、中には全国対応可能な優良店も存在します。
これらの店舗では、遠方からの問い合わせやオンライン相談にも柔軟に応じており、必要書類の郵送や納車の手配までスムーズに進めてくれます。
一般的なローン審査で不安を感じている方や、なるべく早く新車を手に入れたい方にとっては心強い選択肢となるでしょう。
店舗によって保証内容や支払いプランが異なるため、事前に比較検討して自分の予算や条件に合ったところを見つけることが大切です。
ここでは、特に評判が良い3社をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

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店舗名 特徴
オートフェイス(AUTOFACE) – 全国対応で新車ラインナップが豊富

-店舗独自の金利設定で返済プランがわかりやすい

– メーカーオプションやグレードなど細かな相談に丁寧に対応

オートチャンプ – 頭金ゼロでも利用しやすい柔軟な支払いプラン

– 新車の取り扱いこそ少なめだが、要望に合わせて提案

-オンライン相談が充実し遠方からでもスムーズに契約可能

スリークロス – 新車から中古車まで幅広く対応

– 全国配送やオンライン見積もりに強み

– 短期完済や月々の負担軽減など複数の返済プランを提案

オートフェイス(AUTOFACE)

オートフェイスは、自社ローンの柔軟な審査基準と豊富な車種ラインナップが魅力の店舗です。
新車の取り扱いにも積極的で、メーカーオプションやグレードの相談にも丁寧に対応してくれます。
全国対応を打ち出しており、遠方の方でもオンラインや電話で手続きが進められるのが嬉しいポイントです。
契約後の納車スケジュールもスピーディーに進めてくれるため、早ければ数週間ほどで新車に乗り始めることも可能です。
金利や手数料に関しては店舗独自の設定となりますが、総支払額や返済期間をわかりやすく提示してくれるため、納得いくまで相談しやすいでしょう。

オートチャンプ

オートチャンプは、ローン審査に不安を抱える方に寄り添う姿勢で評価されている全国対応の自社ローン店です。
新車の取り扱いこそ数は限られるものの、購入希望者の要望をしっかりヒアリングしながらメーカーや車種を選んでくれます。
とくに「頭金ゼロでも利用可能」「返済プランの柔軟な設定ができる」など、利用者の状況に合わせた提案が好評です。
オンライン相談を積極的に導入しているため、忙しい方や店舗へ行くのが難しい方でも安心して申し込みを進められます。
また、万が一返済が難しくなった場合に備えて、担当者が早期に相談に乗ってくれる体制も整っており、安心感があります。

スリークロス

スリークロスは、新車だけでなく幅広い車種を扱う自社ローン専門店として人気を集めています。
全国対応が可能で、オンライン見積もりから納車まで一貫してサポートしているため、地域を問わずスムーズに契約を進められます。
新車購入時には、オプション追加やアフターパーツ装着など細かな要望にも柔軟に応じてくれるのが強みです。
また、返済プランでは「短期完済を優先したい」「月々の負担を抑えたい」など、利用者の事情に応じた選択肢が用意されています。
店舗スタッフの丁寧な説明やサポート体制にも定評があり、初めて自社ローンを利用する方でも安心して相談できるでしょう。

ローン以外で新車を手に入れる方法

ローンを組む以外にも、新車を手に入れる手段はいくつか存在します。
たとえば、月額制で車を利用できるカーリースや、不特定多数で車をシェアするカーシェアリングなどです。
また、頭金を含めて全額を一度に支払う現金購入も選択肢のひとつとして考えられます。
それぞれ費用や契約期間、自由度などが大きく異なるため、自分のライフスタイルや予算に合う方法を選ぶことが大切です。
ここでは、代表的な3つの手段を具体的に見ていきましょう。

新車カーリース

新車カーリースは、月々の定額料金を支払うことで新車を長期的に利用できるサービスです。
車両本体価格や税金、保険料が含まれているプランも多く、予算を立てやすいのが大きな魅力です。
契約期間が満了すれば、車を返却するか、買い取りを選べるケースもあります。
「車が必要な期間だけ利用したい」「メンテナンス費用を抑えたい」という方には、ぴったりの選択肢でしょう。
ただし、走行距離に制限があるプランが一般的なので、長距離移動が多い方は注意が必要です。

カーシェアリング

カーシェアリングは、ステーションや指定の駐車場にある車を、必要な時間だけ利用して乗る仕組みです。
事前の登録やアプリの操作で簡単に予約でき、基本料金と利用時間に応じた料金を支払うだけで済みます。
保険やメンテナンスはサービス提供会社がカバーしてくれる場合が多いため、自分で煩雑な手続きをする必要がほとんどありません。
「普段は電車や自転車で移動し、週末だけ車を使いたい」という方にはコスパが良いでしょう。
ただし、新車に乗れるかは車種ラインナップによるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

現金購入

現金購入は、ローンを一切利用せず、一括で支払いを完了させる方法です。
大きな借金を抱えるリスクがなく、金利や手数料も不要というメリットがあります。
予算や貯蓄に余裕がある方には、総支払い額を最小限に抑えられる一番シンプルな手段と言えます。
一方で、まとまった資金を準備しなければならないため、一度に大金が出ていく点はデメリットとなります。
将来的な生活費や緊急時に備えた貯蓄を残しておく余裕があるか、購入前にしっかり検討してみてください。

自社ローンで新車を買うときのよくある質問

自社ローンで新車を検討する方の中には、「本当に損をしないか」「新古車や特殊な状況でも買えるか」など、さまざまな疑問を抱えていることでしょう。
実際に、自社ローンは金利負担を軽減できる分、支払い期間の短さや車両価格の上乗せといった独特の条件があるため、慎重な検討が必要です。
また、自己破産後のローン利用や長期の分割払いが可能かどうかも気になるポイントですよね。
ここからは、多くの方が疑問を感じる代表的な質問について、具体的に解説していきます。

自社ローンで新車を買うのがやめた方がいい?

自社ローンは「審査が通りやすい」「金利がかからない可能性がある」など魅力が大きい反面、新車を扱う店舗が少なく、総額が割高になりやすいデメリットもあります。
そのため、短期での返済が難しい方や、希望の車種を取り扱う店舗が見つからない方には向いていないケースもあるでしょう。
また、新車の購入となると初期費用やオプション代もかさむため、月々の支払いが予想以上に高額になるリスクがあります。
「総支払額を抑えたい」「余裕をもって長期で返済したい」という場合は、一般的な金融機関のオートローンやカーリースを検討するのも一つの手です。

自社ローンで新古車を買える?

自社ローンで新古車を取り扱っている店舗もありますが、やはり車種は限られがちです。
新古車とは、登録だけ済ませてほとんど走行していない車のことで、新車同様のクオリティを保ちながら価格が抑えられているのが特徴です。
自社ローン対応の販売店でも、新古車を取り扱う場合は「在庫が少ない」「人気車種がすぐ売り切れる」といった事情があるため、こまめな問い合わせや情報チェックが必要でしょう。
メリットとしては、新車よりも安価で高年式の車を手に入れやすい点が挙げられます。
ただし、支払い条件や保証内容は店舗によって異なるため、事前に細かく確認しておくと安心です。

自己破産したけど新車を買える?

自己破産を経験している方でも、自社ローンなら新車を買える可能性があります。
なぜなら、自社ローンの審査基準は販売店独自の判断に基づくことが多く、過去の金融事故歴やクレジットヒストリーよりも「現在の返済能力」を重視してくれるケースがあるからです。
ただし、当然ながら店側もリスクを考慮するため、頭金の支払いを求められたり、返済期間が短く設定される場合があります。
また、自己破産後すぐは資金面に余裕がないことも多いため、生活費や緊急時の出費に対応できるかを慎重にチェックしましょう。
無理のない返済計画を立てられれば、自社ローンで新車を持つことも決して不可能ではありません。

自社ローンで120回払いは可能?

一般的に、自社ローンは返済期間が短めに設定されることが多く、36回から60回程度が主流です。
これは、販売店が貸し倒れリスクを減らしたいという事情も関係しています。
そのため、120回払いのような長期分割には対応していない店舗がほとんどです。
仮に長期分割が可能だとしても、月々の支払い負担は抑えられる一方、総支払額が増えたり、店舗側が追加の保証を求めるなど、条件が厳しくなる可能性があります。
もし「低額の月々払いを優先したい」という場合は、一般的なオートローンやカーリースを検討すると、より柔軟な返済プランが見つかるでしょう。

まとめ

自社ローンで新車を購入する場合、審査が通りやすい、金利がかからない、納車までが早いといったメリットがある一方、新車を扱う店舗が少なく、総額が割高になりやすいなどの注意点も存在します。
また、自己破産歴があっても通る可能性がある代わりに、返済期間が短く設定されがちで、月々の負担が大きくなるリスクがあります。
自社ローンでの購入を検討する際には、他のローン以外の手段(カーリースやカーシェアリング、現金購入)とも比較し、返済計画を立てたうえで自分に最適な方法を選ぶことが大切です。
最終的には、支払いシミュレーションを行い、総支払額と支払い期間のバランスをしっかり確認することで、後悔しない車選びにつながります。

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