商用車の中古車おすすめ車種ランキング&失敗しない選び方|審査対策まで徹底解説

商用車の中古車おすすめ車種ランキング&失敗しない選び方|審査対策まで徹底解説

「仕事で使う車が急に必要になったが、新車は高すぎて予算が合わない」「独立・開業したばかりで資金に余裕がなく、少しでも安く、長く乗れる商用車が欲しい」

日々、事業の拡大や現場の維持に奔走されている個人事業主様や中小企業の経営者様にとって、商用車の導入コストや納期の問題は、経営を左右する切実な課題ではないでしょうか。

中古車市場には、良質な車がある一方で、購入後すぐに修理が必要になるようなリスクのある車両も混在しているのが現実です。また、いざ理想的な車が見つかっても、「ローンに通るのか」「実績のない個人事業主でも借りられるのか」という、資金調達の厚い壁にぶつかる方も少なくありません。

この記事では、おすすめ商用車や商用車の選び方をご紹介します。また、審査に通りにくいと言われる個人事業主様でも利用可能なローンの組み方まで、くわしく解説します。

目次

絶対にハズさない!おすすめの中古商用車ランキング

商用車選びで最も重要なのは、「見た目」でも「最新装備」でもありません。「いかに故障せず稼働し続けるか」、そして「売却時にいくらで売れるか」です。この観点から、プロが自信を持って推奨する車種をカテゴリー別にご紹介します。

【軽バン部門】小回りと維持費で選ぶならこれ!

配送業、電気工事、内装業など、日本の物流と現場を支える軽バン。維持費の安さと、狭い住宅街でも入っていける機動力が魅力です。

車種名 荷室の広さ 耐久性 燃費性能 中古車相場 特記事項
スズキ エブリイ 低~中 部品供給が最強
ダイハツ ハイゼット 低~中 足回りが強い
ホンダ N-VAN 設計が新しい

1位:スズキ エブリイ(およびOEM車)

軽商用バン市場でトップクラスの人気を誇るのがスズキの「エブリイ」です。日産「NV100クリッパー」、マツダ「スクラムバン」、三菱「ミニキャブバン」は、現行型ガソリン車ではスズキからのOEM供給を受けており、基本的な中身はエブリイと同じです。

  • 特徴:クラス最大級の荷室空間
    現行モデル(DA17V型)はもちろん、旧型(DA64V型)であっても、ビールケースやパンケース、A4サイズのダンボールを効率よく積載できるよう設計されています。荷室長・荷室幅・荷室高のすべてにおいてバランスが良く、「迷ったらエブリイ」と言われるほどの完成度です。
  • メリット:部品の安さと整備性
    流通量が圧倒的に多いため、万が一故障しても中古パーツやリビルト品(再生部品)が安価で手に入ります。街の整備工場ならどこでも修理可能という点は、業務を止めないための大きなメリットです。
  • おすすめ業種
    軽貨物運送業(Amazonフレックス、UberEatsなど)、内装業、クリーニング業。

2位:ダイハツ ハイゼットカーゴ

エブリイの永遠のライバル。農業や建設現場など、よりハードな環境で愛用される傾向があります。

  • 特徴:質実剛健な耐久性
    ダイハツは伝統的に足回りが強く作られており、重い荷物を積んで悪路を走るようなシチュエーションでもへこたれません。最新モデルでは商用車初のCVT採用で燃費が向上していますが、中古市場では耐久性に定評のある「4AT(オートマ)」モデルも根強い人気があります。
  • メリット:サビへの強さ
    塗装や防錆処理がしっかりしており、長く乗ってもボディが痛みくいという評価が多いです。

3位:ホンダ N-VAN

2018年に登場し、軽バンの常識を覆した革新的な一台です。

  • 特徴:ピラーレス&フルフラット
    助手席側の真ん中の柱(ピラー)がなく、助手席を床下に格納することで、自転車や荷物などを驚くほどスムーズに積み込めます。まさに「走るコンテナ」です。
  • 注意点:
    積載重量ギリギリまで荷物を積む配送業の場合、エブリイやハイゼットに比べて荷室の絶対量はやや劣る場合があります。また、助手席の座り心地は簡易的なため、2名乗車での移動が多い現場には不向きです。
  • おすすめ業種:
    小規模な個配、移動販売(カフェ、生花店)、ソロでの現場仕事。

【1BOX・バン部門】耐久性とリセールバリューの王者

多くの資材や道具を積む建設業、長距離移動が多い運送業には、普通車サイズのバンが必須です。ここでは世界中で愛される「あの車」が独走状態です。

1位:トヨタ ハイエースバン

「商用車の王様」であり、世界で最も信頼されている車の一つです。

  • 特徴:圧倒的な耐久性と資産価値
    ハイエースのエンジンとボディは、走行距離10万キロは単なる「慣らし運転」と言われるほど頑丈です。20万キロ、30万キロ走っても大きな故障が少ないのが特徴です。
  • 驚異のリセールバリュー
    これが最大のメリットです。例えば、新車で300万円で買ったハイエースが、5年乗って10万キロ走った後でも150万円以上で売れるケースも珍しくありません。中古で購入しても、乗り潰した後に値段がつくため、トータルコスト(実質負担額)は非常に安くなります。
  • 選び方:
    ガソリン車よりも「ディーゼル車」がおすすめ。トルクが太く、重い荷物を積んでも坂道をグイグイ登ります。エンジン寿命もディーゼルの方が長いです。

2位:日産 NV350キャラバン

ハイエースの唯一のライバル。打倒ハイエースを掲げて開発されており、スペック面では凌駕する部分も多々あります。

  • 特徴:装備の充実とコストパフォーマンス
    荷室の広さはハイエースと同等以上(「4ナンバークラスNo.1」を謳うモデルもあり)。さらに、アラウンドビューモニター(上空から見下ろす映像)などの安全装備や、ドライバーを疲れさせないシート設計などは、ハイエースよりも先進的です。
  • メリット:
    ハイエースに比べて中古車相場がやや安く設定されています。「ブランドにこだわらず、良い車を安く買いたい」という実利派の経営者におすすめです。

3位:トヨタ タウンエースバン

ハイエースでは大きすぎてコインパーキングに入らない、でも軽バンでは荷物が乗り切らない。そんな都市部の悩みを解決するミドルサイズバンです。

  • 特徴:ジャストサイズな取り回し
    全長が短く、小回りが利くため、狭い路地の多い住宅街での配送や工事車両として最適です。
  • おすすめ業種:
    酒屋、米屋、都市部のリフォーム業者。

【軽トラック部門】現場・農業の頼れる相棒

スズキ キャリイ vs ダイハツ ハイゼットトラック

軽トラ市場はこの2強が激しく争っていますが、プロ視点での選び分けは以下の通りです。

  • ダイハツ ハイゼットトラック:
    とにかく「サビに強い」。カチオン電着塗装などの防錆対策が徹底しており、海沿いの地域や、融雪剤が撒かれる雪国での使用ならハイゼット一択と言っても過言ではありません。
  • スズキ キャリイ:
    「ショートホイールベース」という設計を採用しており、前輪と後輪の間隔が短いため、あぜ道や直角カーブでの小回りが抜群に利きます。狭い農道での取り回しを重視するならキャリイが有利です。

【重要】農道・悪路を走るなら必ず「4WD」かつ「デフロック(ぬかるみ脱出機能)」が付いている車両を選んでください。これがないと、雨上がりの現場で立ち往生するリスクがあります。

中古の商用車選びでチェックすべき5つのポイント

中古の商用車は、前のオーナーにどのように扱われてきたかで状態が天と地ほど違います。見た目がピカピカに磨かれていても、中身がボロボロという車を掴まないためのプロのチェックポイントを伝授します。

①「走行距離」と「年式」のバランス

一般的に乗用車では「走行距離が少ないほうが良い」とされますが、商用車の場合は少し事情が異なります。

商用車は耐久設計されているため、定期的にメンテナンスされていれば10万キロ、15万キロでも現役です。むしろ、過走行車は価格が底値になっているため、コスパ重視なら狙い目です。

例えば「15年落ちで走行距離1万キロ」といった車は要注意です。長期間動かされずに放置されていた可能性が高く、エンジンオイルが固着していたり、ゴムパッキンが劣化してオイル漏れを起こしやすかったりします。

「1年あたり1万キロ~1.5万キロ」走っている車が、機械として最も健全な状態で回っている目安です。

②「定期点検整備記録簿」を確認

定期点検整備記録簿で、これまでの整備記録を確認しましょう。

何を見るべきか?

  • オイル交換の頻度
    商用車はシビアコンディション(過酷な使用)が前提です。最低でも半年に1回、あるいは5000kmごとに交換されているか。
  • タイミングベルト交換
    走行10万キロ前後で購入する場合、タイミングベルトが交換済みかどうかが重要です(未交換だと交換費用に数万円かかります)。※最近の車は交換不要な「タイミングチェーン」が増えています。

記録簿がない場合は、どんなに調子が良さそうでも、購入後にトラブルが起きるリスクが高いため、避けるのが無難です。

③「荷室」と「下回り」の状態

  • 荷室のチェック
    ホイールハウス(タイヤの出っ張り部分)がボコボコに凹んでいないか、床面の塗装が剥げて鉄板がむき出しになっていないかを確認してください。あまりに激しい損傷は、重量物を乱雑に放り投げていた証拠であり、ボディ全体に「歪み」が生じている可能性があります。
  • 下回りのチェック
    車の下を覗き込んでください。マフラーやフレームに「茶色い浮きサビ」や「穴」はありませんか? 特に雪国や沿岸部の中古車は塩害を受けている可能性があります。フレームのサビは車検に通らないだけでなく、事故時の強度不足に直結するため、即却下すべき欠点です。

④修復歴あり(事故車)は避けるべき?

中古車サイトで「修復歴あり」と書かれている車は安く売られています。これは、車の骨格部分(フレーム)を修理した経歴がある車です。

  • 基本は「修復歴なし」を推奨
    商用車は毎日使うものですから、まっすぐ走らない、タイヤが片減りするといったトラブルは命取りです。
  • 許容範囲の例外
    「リアゲート(後ろのドア)周辺の軽い板金」や「バックパネルの軽微な修正」程度であれば、走行性能(エンジンや足回り)には影響がないことが多いため、予算を抑えたい場合は選択肢に入ります。ただし、これを見極めるには信頼できる販売店の説明が不可欠です。

⑤購入後の「保証」と「アフターサポート」

仕事で使う車が故障して止まることは、その日の売上がゼロになることを意味します。極端に安い車は「現状販売(保証なし)」であるケースが多いです。納車翌日にエアコンが壊れても、自費で修理しなければなりません。

多少価格が上がっても、最低「3ヶ月または3000km」できれば「1年保証」が付帯する車、あるいは有償保証に入れる車を選びましょう。また、修理期間中に「代車」を貸してくれるかどうかも、販売店選びの重要なポイントです。

商用車購入の最大の壁?「ローン審査」の現実と対策

事業用ナンバーの車や、開業直後の事業主は、一般的な銀行ローンやディーラーローンの審査が厳しくなる傾向があります。欲しい車が見つかっても、ここが最大の難関です。「個人のマイカーならローンが通るのに、事業用だと断られた」というケースは後を絶ちません。

なぜ個人事業主・自営業のローン審査は厳しいのか?

金融機関は「貸したお金が確実に返ってくるか」をシビアに判断します。

  1. 収入の安定性が不透明
    会社員(給与所得者)と違い、個人事業主は景気や取引先の事情で収入が激減するリスクがあるとみなされます。
  2. 「3期分の黒字決算」の壁
    多くの銀行や信販会社は、事業実態を確認するために「直近3期分の決算書(または確定申告書)」の提出を求めます。開業して1年目の方や、節税対策のために利益を圧縮して赤字決算にしている方は、この時点で足切りされることが多いのです。
  3. 個人の信用情報(CIC)の影響
    法人契約であっても、代表者個人の信用情報(クレジットカードの支払状況や、スマホ代の滞納など)が必ずチェックされます。過去に支払いの遅れ(異動情報)があると、事業計画がどれほど完璧でも審査は否決されます。

審査に落ちてしまった場合の具体的な対処法

では、審査に不安がある、あるいは一度落ちてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

  1. 頭金(手付金)を用意する
    借入総額を減らすことで、審査のハードルを下げる効果があります。車両価格の10〜20%程度を入れるだけでも変わります。
  2. 保証人を立てる
    安定した収入(会社員や公務員など)のある親族を「連帯保証人」に立てることで、信用を補完できます。
  3. 「自社ローン」や「独自審査の販売店」を検討する
    これが最も現実的かつスピーディーな解決策です。大手信販会社のオートローンは、過去のデータ(CIC)を機械的に照会して合否を出しますが、自社ローンや独自審査を行っている販売店は、「現在の支払い能力」や「人柄」を見て判断してくれます。「過去に金融事故があったが、現在は仕事があり収入も安定している」という方にとっては、強力な味方となります。

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中古の商用車を選ぶ際は、外観や価格だけでなく、壊れにくさ、維持のしやすさ、リセールバリューといった本質的なポイントを基準に判断することで、長く安心して使える一台を選びやすくなります。

ただし中古の商用車は、前オーナーの扱い方によって状態が大きく異なるため、整備記録、荷室や下回りの損傷、修復歴の有無などをしっかり確認することが欠かせません。

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