貧乏だから車は買えないは嘘!低予算で車を持つ方法や節約術を解説

「車が欲しいけど、収入が少ないし貯金もない…貧乏だから無理だろう…」そんな理由で車をあきらめていませんか?実は、工夫次第で年収200万円台でも車を持つことは十分に可能です。

本記事では、購入・リース・シェアなど予算に応じた現実的な選択肢や、維持費を抑えるテクニックまで詳しく解説。あなたに合った車の持ち方が、きっと見つかります。

目次

【結論】「貧乏だから車は買えない」は間違い!

「車が欲しいけれど、自分には無理だろう…」そう思い込んでいませんか?
結論から言えば、その考えは大きな誤解です。現在では、車を持つための手段が多様化しており、収入や貯金に不安がある人でも、条件や方法を工夫することで現実的に所有・利用が可能です。

ここでは、限られた予算の中でも車を持つ選択肢があることを解説し、「持てるはずがない」という思い込みを払拭していきます。

車を持つ方法は一つじゃない

「新車を現金で一括購入しないと車は手に入らない」と思っていませんか?それは一昔前の話です。現代には、ライフスタイルや経済状況に応じて選べる複数の方法があります。

以下のような選択肢があります。

  • ローン購入:中古車なら月1万円台から可能。所有権が自分にあり、自由度が高い。
  • カーリース:頭金不要で新車に月額定額で乗れる。維持費込みで支出管理がしやすい。
  • カーシェア:必要なときだけ使える。維持費ゼロでコストを最小化できる。
  • レンタカー:短時間の利用に最適。旅行や急な用事でも安心。

それぞれにメリットと注意点があるため、自分の生活スタイルに合った手段を選ぶことが重要です。

「どうせ無理」と思う前に知ってほしい現実

「年収が低いから無理」「貯金がないから無理」——確かに不安はありますが、それが必ずしも車を持てない理由にはなりません。
例えば、中古の軽自動車なら総額50万円以下で購入可能なものも多く存在します。頭金を少しでも用意し、月1〜2万円のローンで組めば、無理のない返済も可能です。さらに、任意保険や維持費を工夫すれば、車のある生活を実現できます。

また、カーリースは初期費用不要で契約できるプランも豊富ですし、カーシェアやレンタカーなら所有の負担なしに利用できるため、月々の支出を最小限に抑えられます。

最適な選択肢を見つけることが成功への鍵

車を持つことは、「自動車を所有する」というよりも、「生活の自由度を広げる手段」と言えます。重要なのは、購入なのかリースなのか、それともシェアなのか、自分の生活や経済状況に最も合った方法を見極めることです。

このあとの章では、「なぜ車を持てないと思ってしまうのか?」という理由を整理しつつ、収入や貯金に不安がある方でも実行できる現実的なステップを紹介していきます。

「車なんて無理」とあきらめる前に、まずはあなたに合った選択肢を知ることから始めてみましょう。

貧乏だから車が買えないと感じる3つの理由

「車が欲しいけど、自分には無理かもしれない」——そう思ってしまうのは、決してあなただけではありません。収入や貯金に不安がある中で車を持つことは、多くの人にとって大きな決断です。
特に以下の3つの壁にぶつかることで、「車は贅沢品だ」「今の生活では手に入らない」と感じてしまうケースが非常に多く見られます。ここではその3つの壁を具体的に見ていきましょう。

壁1:車両本体価格(初期費用)の高さ

車の購入を検討し始めたとき、まず最初に多くの人が直面するのが「車体価格の高さ」です。特に新車は年々価格が上昇しており、普通車で200万円以上、軽自動車でも150万円前後が当たり前になっています。

「そんな大金、一括ではとても払えない」と感じるのは当然のことです。さらに、「中古車を買えばいい」と思っても、次に出てくるのが「どんな車を選べばいいかわからない」という不安です。年式、走行距離、車検の残り、修復歴の有無など、判断すべき要素が多く、知識がないと「ハズレを引くかも」と尻込みしてしまいがちです。

結果、「買わないほうが安全だ」と考えてしまう方が多いのです。

壁2:自動車ローンの審査

次に立ちはだかるのが、「ローンの審査」という心理的ハードルです。低収入や非正規雇用、自営業といった立場にある方は、金融機関の審査に対して「自分は通らないだろう」とあきらめてしまいがちです。

さらに、過去にクレジットカードの延滞や、携帯料金の滞納などがあると、「信用情報に傷がついているのでは」と不安になります。これにより、「どうせローンが通らないから無駄」と、相談すらしないケースも少なくありません。

実際には、審査に通るための方法や工夫もありますが、それを知らないまま不安に押しつぶされてしまう人が多いのが現実です。

壁3:購入後の「維持費」という見えない恐怖

仮に車を購入できたとしても、「その後、本当に維持できるのか?」という別の壁が立ちはだかります。車には本体価格以外にも、以下のようなさまざまな費用が継続的にかかってきます。

  • 自動車税:軽自動車で年1万円前後、普通車で3万円以上

  • 任意保険料:年齢や等級によるが、年間5万〜10万円程度が相場

  • ガソリン代:通勤利用なら月1万円以上になることも

  • 車検・メンテナンス:2年ごとに5万〜10万円、タイヤ交換やオイル交換なども発生

  • 駐車場代:都市部では月1万円以上になるケースも

このように、「買った後にもお金がかかり続ける」という事実が、心理的な重圧となって「やっぱり無理だ」と感じてしまう原因になります。

また、こうした維持費に関する情報が意外と見えづらいため、「なんとなく不安」で止まってしまう人も少なくありません。

低予算で車を買うための3ステップ

「車は欲しいけど、お金に余裕はない。それでも、自分の車を持ちたい!」
そう考える方に向けて、限られた予算の中でも現実的に車を手に入れる方法を3つのステップで解説します。ここで紹介する方法は、年収200万円台でも無理なく実践できる具体的な内容です。無理なく、失敗せずに、少しでもお得に車を購入するための実践ガイドとしてお役立てください。

ステップ1:【予算決め】無理のない車両価格を知る

車を購入する上で最初にやるべきことは「自分が買ってもいい金額」を知ることです。
一般的に、自動車の購入価格は「年収の1/2以下」に抑えるのが安全ラインとされています。なぜなら、車には購入後も維持費がかかるからです。車両価格に全力投資してしまうと、ローンの返済と維持費が二重の負担となり、生活に支障をきたす恐れがあります。

以下に、年収別の目安となる車両価格をシミュレーションしてみましょう。

年収 無理なく購入できる車両価格(目安) 月々の返済例(5年ローン・金利3%)
250万円 約120万円まで 約21,500円
300万円 約150万円まで 約26,800円
350万円 約170万円まで 約30,400円

実際には、さらに余裕をもって「年収の3〜4割」に収めると、生活費や緊急出費にも対応しやすくなります。中古車を選ぶ場合は、50万円〜100万円以内でも選択肢は多く存在するため、身の丈に合った範囲での予算設定が第一歩です。

ステップ2:【車種選び】総額を抑えるならこの2択

限られた予算で車を持つなら、「中古車」、特に「軽自動車」または「コンパクトカー」がおすすめです。
これらは車両価格が手頃で、かつ維持費も安く済むため、コストパフォーマンスに優れています。

【中古車のメリット】

  • 新車より大幅に安い(同じ車種でも半額以下になることも)

  • すでに値下がりしており、リセールバリューの差が小さい

  • 程度の良い車両も多く、初期費用を大きく抑えられる

【注意すべきポイント】

  • 車歴(年式・走行距離)や修復歴の有無を確認

  • 信頼できる中古車販売店を選ぶ(認定中古車、保証ありの店舗が安心)

  • 車検の残期間をチェック(車検込みの方が初期費用が抑えられる)

【軽自動車・コンパクトカーがおすすめな理由】

  • 税金が安い:軽自動車税は年間1万円ほど。コンパクトカーでも2万〜3万円。

  • 燃費が良い:ガソリン代が抑えられ、長距離通勤にも向いている。

  • 保険料が安い:任意保険も排気量が小さいほど安くなる傾向にある。

【例】

  • スズキ・アルト(軽)中古総額40〜70万円台

  • トヨタ・ヴィッツ(コンパクト)中古総額50〜100万円台

無理のない範囲で、信頼できる車種・店舗を選ぶことが成功の鍵です。

ステップ3:【ローン審査】審査通過率を上げる4つのコツ

車を購入する多くの方にとってローンは不可欠ですが、「審査に通るか不安」という声も非常に多いです。
以下の4つのポイントを押さえれば、審査通過の可能性を確実に高めることができます。

① 頭金を用意する(10万円でもOK)

少額でも頭金を用意すると、借入総額が減り、金融機関の印象も良くなります。ローン返済比率が下がることで審査通過率が上がりやすくなります。

② 他に借入がある場合は見直す

クレジットカードのリボ払いやキャッシング、スマホの分割払いなども「借入」として見られます。審査前に可能な範囲で返済・整理をしておくことで、信用度が上がります。

③ 銀行系ローンも検討する

ディーラーローンや信販会社のローンだけでなく、地元の信用金庫や地方銀行も選択肢に入れてみましょう。金利が低い傾向があり、長期的には支払総額が大きく変わってきます。

④ 最終手段として「自社ローン」も選択肢に

ローン審査に通らなかった場合でも、販売店独自の「自社ローン」を利用することが可能な場合があります。
これは信用情報を問わず分割払いできる仕組みですが、以下のような注意点があります。

メリット デメリット
信用情報に不安があっても契約可能 金利が明示されていないことが多く、実質金利が高い場合もある
頭金不要のケースもある 車の所有権が店側にある(完済まで名義変更できない)

自社ローンは「どうしても車が必要だが審査に通らない」場合の最終手段として考えるのが賢明です。

「所有」にこだわらない賢い車の乗り方2選

「車が欲しいけど、やっぱり購入はハードルが高い…」
そんなふうに感じている方も少なくないでしょう。実際、車の購入にはまとまった初期費用やローン審査など、心理的にも金銭的にも大きな負担がかかります。
ですが今の時代、必ずしも「車を所有する」必要はありません。用途やライフスタイルに応じて、もっと柔軟で現実的な方法を選ぶことも可能です。

ここでは、「購入しなくても車を使える」2つの代表的な方法——カーリースとカーシェアリング(レンタカー含む)について、それぞれの特徴と向いている人のタイプを解説します。

① カーリース:「頭金0円」「月々定額」が魅力

カーリースは、車を「借りて乗る」スタイル。一般的には新車を月額定額で利用でき、契約期間終了後には返却・再契約・買い取りなどの選択が可能です。

【メリット】

  • 頭金不要で新車に乗れる:まとまった初期費用がかからないため、貯金が少ない人でも利用しやすい。

  • 月額定額で家計管理がしやすい:税金・車検・メンテナンス費用込みのプランが主流。

  • 新しい車に数年ごとに乗り換えられる:最新モデルや燃費の良い車に定期的に更新可能。

【デメリット】

  • 走行距離制限がある:月1,000km〜1,500kmの制限が一般的で、オーバーすると追加料金が発生。

  • カスタマイズ不可:契約期間中は個人の好みに応じた改造ができない。

  • 中途解約ができない、もしくは違約金が高い:契約満了前の解約は原則不可か、高額なペナルティがかかる。

【こんな人におすすめ】

  • 毎月の出費を一定に管理したい人

  • 頭金が用意できないが、新車に乗りたい人

  • 2〜3年ごとに車を乗り換えたいライフスタイルの人

月々1万円台から乗れる軽自動車プランなども多く、購入よりもハードルが低く感じられる選択肢です。

② カーシェアリング&レンタカー:「乗りたい時だけ」でコストを最小限に

「車はたまに使えれば十分」という方にとっては、カーシェアやレンタカーの利用が非常に効率的です。必要なときにだけ借りることで、維持費という概念から完全に解放されます。

【メリット】

  • 維持費がゼロ:税金・保険・メンテナンスなどすべて運営会社が負担。

  • 短時間から利用可能:15分〜数日単位で使えるため、急な予定にも対応できる。

  • スマホで簡単に予約・利用:アプリから空き状況を確認して、非対面で利用可能。

【デメリット】

  • 使いたい時間に予約が取れないことがある:特に土日や祝日は混み合うことがある。

  • 近くにステーションがないと不便:地方や郊外ではカーシェア拠点が少ない場合も。

  • 荷物を積んだまま保管できない:日常的に使いたい人には不向き。

【こんな人におすすめ】

  • 平日は電車・自転車生活で、週末だけ車が必要な人

  • レジャーや買い物など、用途が限られている人

  • 車を所有する必要がない都市部・交通網の整ったエリアに住んでいる人

【利用料金の目安(カーシェア)】

  • 15分あたり200〜300円程度

  • 6時間パックで3,000〜4,000円程度

ちょっとした買い物やドライブ、雨の日の送迎など、必要な時だけ気軽に使える点が魅力です。

軽自動車とコンパクトカーの維持費は年間いくら?

「買うだけで精一杯。維持費なんてとても払えない…」
そんな漠然とした不安を抱えていませんか?実際のところ、車にかかる維持費は車種によって大きく異なります。特に軽自動車とコンパクトカーでは、税金や保険、燃費など多くの面で差があり、予算に限りがある方はその違いを知っておくことが大切です。

ここでは、スズキ・ワゴンR(軽自動車)とトヨタ・ヤリス(コンパクトカー)を例に、リアルな年間維持費を項目別に比較していきます。

軽自動車 vs コンパクトカー 維持費比較表(年間)

費目 スズキ・ワゴンR(軽) トヨタ・ヤリス(普通車)
自動車税(年額) 約10,800円 約30,500円
重量税(年額換算) 約3,300円 約7,500円
自賠責保険(年額換算) 約12,000円 約12,000円
任意保険(全年齢対応型) 約60,000円 約75,000円
ガソリン代(年10,000km走行) 約80,000円(燃費20km/L) 約100,000円(燃費17km/L)
駐車場代(月8,000円想定) 約96,000円 約96,000円
車検・メンテナンス代 約40,000円 約60,000円
年間合計 約302,100円 約381,000円
月あたり換算 約25,200円 約31,800円

※任意保険は年齢・条件により大きく変動するため、目安値を記載しています。
※ガソリン代は1L=170円、年間10,000km走行想定。駐車場代は郊外エリアの相場をベースにしています。

軽自動車は維持費を大きく抑えられる最有力候補

この比較から分かるように、ワゴンRのような軽自動車は年間で約8万円、月あたり約6,000円程度コンパクトカーより維持費を安く抑えることができます。特に、税金やガソリン代、保険料の差は累積すると大きな違いになります。

  • 節約したいなら軽自動車一択:地方在住で走行距離が多い方ほど恩恵が大きい

  • 家族や荷物が多く、パワーや安全性能を求めるならコンパクトカー:その分、コストは上がるが快適性や走行安定性には優れる

維持費は「見えにくいコスト」ですが、月ごと・年ごとの負担としてしっかり計画しておくことで、車のある生活を現実的に考えることができます。

次章では、こうした維持費をさらに下げるための具体的な節約術をご紹介します。無理なく、でも確実に支出を減らすテクニックをチェックしていきましょう。

【節約術】車の維持費を年間5万円以上節約する裏ワザ5選

車を手に入れても、維持していくためには毎月さまざまな費用がかかります。
ですが、それらのコストは「固定費だから仕方ない」とあきらめてしまう前に、見直すことで年間5万円以上の節約が現実的に可能です。
ここでは、誰でも今すぐ実践できる5つの節約テクニックを厳選してご紹介します。

「知らないうちに払いすぎていた…」という無駄を省き、賢くカーライフを楽しみましょう。

1. 任意保険は「ネット保険」で見積もり比較が常識!

多くの人が見落としがちなのが任意保険の見直しです。
ディーラーや保険代理店に勧められるままに加入していると、保障内容は良くても保険料が高くなりがちです。

そこでおすすめなのが、「ダイレクト型(ネット保険)」と呼ばれる自分で申し込むタイプの保険会社。代表的な会社には、SBI損保・イーデザイン損保・ソニー損保などがあり、代理店型に比べて年間2〜3万円安くなるケースも珍しくありません。

見積もり比較サイトを活用すれば、数分で複数社の保険料を一括で確認できます。事故対応の口コミやロードサービスの充実度も比較しながら、自分に最適なプランを選びましょう。

2. 車検はディーラー任せにしない!比較サイトで賢く選ぶ

車検は2年に一度、数万円〜十数万円の出費が発生するイベントです。特にディーラーに任せると安心感はありますが、料金は割高になる傾向があります。

そこで利用したいのが、「楽天Car車検」や「EPARK車検」といった比較サイトです。地元の整備工場や車検専門チェーンを一括検索でき、最大で2〜3万円の差が出ることもあります。

しかも、これらのサービスを通じて予約すれば、楽天ポイントなどの特典が付くケースもあり、コスト面でもお得です。整備保証付きのプランを選べば、ディーラー並みの安心感を保ちながら節約できます。

3. ガソリンは「会員価格」を活用!スマホアプリも便利

毎月かかるガソリン代も、少しの工夫で大きな差が出ます。
特におすすめなのが、「特定のガソリンスタンドの会員」になること。ENEOSや出光などでは、会員カードやアプリを利用するだけで1Lあたり5円〜10円安くなることがあります。

例えば月に40L給油する人なら、1Lあたり5円の差で年間約2,400円の節約に。これに加えて、アプリで「地域最安値のスタンド」を検索すれば、さらにお得に給油できます。

また、クレジットカードやポイント還元と組み合わせれば、実質価格をさらに下げることが可能です。

4. オイル交換などのメンテナンスはカー用品店を活用

日常的なメンテナンスも、工夫次第で出費を抑えられます。
ディーラーや整備工場に任せるとオイル交換だけで5,000円以上かかることもありますが、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店なら、会員価格で2,000〜3,000円で済む場合も。

無料点検サービスやタイヤ交換とのセット割引なども豊富で、こまめなメンテナンスをお得に受けられるメリットがあります。

「点検=高い」と敬遠せず、日常の手入れをカー用品店に任せるだけで、年間1万円以上の差が出ることもあります。

5. 不要な荷物を下ろして「燃費」を意識した運転を

意外と知られていないのが、「車内に載せたままの不要な荷物」が燃費を悪化させるという事実です。車重が増えるとそれだけエンジンに負荷がかかり、燃費が落ちてガソリン代が増えてしまいます。

また、急発進や急ブレーキを避けたエコドライブを意識することで、燃費は10%以上改善されると言われています。年間1,000kmの走行でも、ガソリン10L以上を節約できる可能性があります。

さらに、空気圧のチェックや不要なアイドリングを避けるだけでも、コツコツとした節約効果があります。

【体験談】貧乏人の僕が総額50万円の中古アルトを買えた話

「年収も少ないし、貯金も心もとない。自分には車なんて無理だ」
そう思っていた僕が、実際に総額50万円の中古アルトを購入し、今では車のある生活を送っています。ここでは、同じように不安を抱える方へ向けて、僕自身のリアルな体験談をお話しします。

ローン審査に落ちて、初めて「本気で車が欲しい」と気づいた

当時の僕は、年収250万円、手取り月収は約18万円。契約社員で、貯金も20万円程度。
通勤や買い物に不便を感じていたため、「中古でいいから車が欲しい」と思い、軽い気持ちで中古車ローンに申し込みました。
しかし、結果は「審査落ち」。原因は、スマホの分割払いの延滞履歴と、リボ払いの残高でした。

正直、ショックでした。でもそのとき、「欲しいのに、努力すらしてこなかった」と気づいたのです。

まずは3ヶ月で頭金を10万円貯めることから始めた

審査落ちのあと、「次こそ通す」ことを目標に、まずは頭金を貯めることに決めました。
毎月5,000円ずつの飲み代をカットし、サブスクを1つ解約。週末は外食をやめて自炊を徹底。3ヶ月で10万円の頭金を用意できました。

同時に、リボ払いの残債も完済し、信用情報に不安を残さないように整理しました。

地元の中古車販売店で、親身な営業さんに出会う

ネットで見つけた「総額50万円以内」の中古車を扱う地元の販売店に訪れたときのこと。
対応してくれた営業さんがとても親切で、僕の収入や生活状況を丁寧にヒアリングしてくれました。

そこで紹介されたのが、スズキ・アルト(年式9年落ち/走行距離7万km)で総額49万円という車両。
車検整備込みで、消耗部品も交換済み。信販会社のローンではなく、地元信用金庫とのマイカーローンを提案してくれました。

事前に頭金を用意していたこと、借入履歴を改善していたことで、ローンの審査も無事に通過しました。

車を持ったことで、生活の選択肢が一気に増えた

車を持ってからは、本当に世界が変わりました。
電車で1時間以上かかっていた実家まで30分で行けるようになり、休日は家族と過ごす機会が増えました。

また、近所では難しかった早朝や深夜のアルバイトにも車で通えるようになり、副収入も得られるように。
「買い物に行くだけのために半日潰れていた」生活が、今では1時間で済むようになり、時間の使い方も格段に改善されました。

何より、「自分にもできた」という自信がついたことが、いちばん大きな収穫でした。

あのとき諦めていたら、今の自分はなかった

最初にローン審査に落ちたときは、正直あきらめかけていました。
でも、知識を得て、生活を少し工夫し、信用情報を整えただけで、車は本当に手の届く存在になりました。

この体験を通じて伝えたいのは、「年収が低いから」「貯金が少ないから」といって、車を持つことを最初から諦めないでほしいということです。
正しい準備と行動をすれば、あなたにもきっとできるはずです。

「貧乏だから車が買えない」は過去の話!

「収入が少ないから車は無理」と思い込むのはもう終わりにしましょう。中古車購入やカーリース、カーシェアなど、今は収入に応じた選択肢が豊富にあります。維持費も工夫次第で抑えられ、月2〜3万円でのカーライフも現実的。

大切なのは正しい知識を持ち、自分に合った方法を見つけることです。まずは中古車サイトなどを見て、できることから始めてみませんか?あなたにもきっと、車のある暮らしが実現できます。

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