車中泊におすすめの中古車5選|失敗しない選び方と買い方まで徹底ガイド

車中泊におすすめの中古車5選|失敗しない選び方と買い方まで徹底ガイド

「ホテル代を気にせず、もっと自由に旅をしたい」「大好きな場所で目覚めたい」今、時間や場所に縛られない車中泊ライフが、新しい自由な旅のスタイルとして注目されています。

しかし、快適な車中泊を始めるには、「どの車種を選び」「どうやって快適な空間を作り」「どうやって賢く手に入れるか」という3つの大きな壁があります。特に新車は高額なため、中古車から始めるのが最も賢明な選択です。

本記事は、車中泊に最適な中古車選びから、失敗しないためのカスタムの秘訣、そして審査に不安がある方向けの賢い資金調達法まで解説します。

中古車で車中泊を始めるメリット3つ

中古車で車中泊を始めるメリットは、主に以下の3つがあります。

メリット1:初期費用を抑え、残った予算をカスタムに回せる

中古車を選ぶ最大のメリットは、初期投資である両本体価格を大幅に抑えられる点です。車中泊を快適にするためには、寝床や収納、断熱材、そしてポータブル電源など、車両本体以外にも費用がかかります。

新車と比べて数十万円から百万円以上安く手に入れることができれば、その残った予算を車中泊に必要なカスタム費用に回すことができます。結果として、総予算を抑えつつも、新車よりも機能的で快適な自分仕様の車中泊カーを作り上げることが可能です。

メリット2:生産終了した名車も選べる

中古車市場には、現在では生産が終了してしまったものの、車中泊に特化した構造や広大な室内空間を持つ「名車」が数多く存在します。例えば、特定の年代のミニバンや、コアなファンに愛されるクロスカントリー車などです。

新車にはないユニークなデザインや、当時はオプション設定だった希少な装備を持った車両を見つけられるのも、中古車ならではの醍醐味です。これらの車は、当時の設計思想が強く反映されているため、現行モデルにはない「車中泊に特化した快適性」を持っていることが多く、ベース車両として非常に優秀です。

メリット3:失敗を恐れず大胆なカスタムに挑戦できる

車中泊の醍醐味の一つは、自分のアイデアを車に反映させるDIYです。しかし、高価な新車で内装を剥がしたり、車体に穴を開けたりするのは気が引けるものです。中古車であれば、失敗を恐れずに大胆なカスタムに挑戦できます。

内装に収納棚を取り付けたり、快適なベッドを自作したり、本格的な断熱材を組み込んだりと、車体に手を加えることに対する心理的なハードルが低くなります。

中古車の車中泊カー選びで失敗しないポイント5つ

中古車で車中泊カーを選ぶ際は、「価格」や「見た目」だけで判断すると後悔につながることがあります。車中泊は長時間、車内で過ごすライフスタイルのため、快適さや安全性に関わる要素をしっかりと見極めることが大切です。ここでは、購入前に必ずチェックしておきたいポイントをまとめました。

車内空間の広さとフラット化のしやすさを確認する

車中泊で最も重視すべきポイントは、快適に眠れるスペースを確保できるかどうかです。中古車を選ぶ際は、まず「自分の体格に合った就寝スペースが取れるか」 を基準に考えましょう。

特に以下の点は、必ず現車で確認しておきたいポイントです。

  • 荷室の長さが自分の身長より長いか
  • 車内の高さに余裕があり、着替えや作業が楽にできるか
  • シートが段差なくフルフラットになり、腰が痛くならないか
  • 寝返りできる広さがあるか
  • 荷物を置いた状態でも寝るスペースが確保できるか

走行性能と燃費は長旅に耐えられるか

車中泊は「走って寝る」を繰り返すライフスタイルです。そのため、走行性能や燃費が悪い車を選んでしまうと、移動のたびに疲れが溜まり、旅そのものを楽しめなくなることがあります。

特に注目したいのは以下のポイントです。

  • 高速道路での安定性
  • 坂道でのパワー不足がないか
  • 年式による燃費の差

中古車は年式が古いほど燃費性能が落ちやすく、整備状況によっても差がでます。加速性能・ブレーキのフィーリング・直進安定性を確認し、長距離運転でストレスを感じないかを判断しましょう。

車両の状態を入念にチェック

中古車は、新車とは違って1台ごとに状態が異なります。見た目がきれいでも、前オーナーの使用環境によっては重大な劣化が隠れていることもあります。

チェックすべき項目は以下の通りです。

  • 下回りのサビ(特に雪国・海沿い地域は注意)
  • エンジンオイルの状態、にじみ、漏れ
  • 異音・振動の有無(エンジン・足回り・走行時)
  • 整備記録簿があるか(メンテナンス履歴が明確)
  • 室内の汚れ、におい、ヤニ汚れなど
  • 荷室の傷やヘタり(重い荷物を積んでいた可能性)

車中泊は車内で「寝る・くつろぐ・作業する」時間が自然と長くなります。内装の状態が悪いと、快適性が大きく損なわれ、旅の満足度が下がるため、必ず細部までチェックしましょう。

カスタムとの相性も重要

車中泊カーは、購入後に自分好みにカスタムしていくことで快適性が大きく向上します。しかし、車種によっては内装の構造が複雑だったり、パーツが少なかったりして、カスタムの自由度が大きく変わります。

以下の点を確認すると、後から困ることがありません。

  • ベッドキットの種類が豊富か
  • 収納棚やボックスを設置しやすいか
  • サブバッテリーやポータブル電源の置き場所が確保できるか
  • 内張りが外しやすく、断熱材の施工がしやすいか
  • 後部の荷室形状がシンプルでレイアウトしやすいか

軽バンやミニバンが車中泊で定番となっている理由は、「DIY情報が多く、カスタムの自由度が高い」からです。車種選びの段階で、自分がどんな車にしたいかをイメージしておくと失敗しにくくなります。

購入後の維持費や修理コストも考慮する

中古車選びでは、「車両本体価格」だけで判断してしまうと、後から思わぬ出費が増えることがあります。特に車中泊は長距離移動が多いため、車への負担も大きくなりがちです。

事前に考えておくべきポイントは以下の通りです。

  • 自動車税・重量税・車検費用
  • ガソリン代(燃費の良し悪しは年間で大きな差に)
  • 消耗品交換(タイヤ・ブレーキパッド・バッテリーなど)
  • 年式が古い車特有の故障リスク
  • 部品の入手性(古い車は部品が手に入りにくい場合も)

車中泊カーは「生活道具」でもあるため、旅の途中で故障すると旅程に大きな影響が出ます。安心して旅を続けるためにも、購入後のトータルコストを見据えた選択が必要です。

車中泊におすすめ中古車5選

快適な車中泊を実現するためには、車種選びが最も重要です。「フラットな床」「広い室内高」「低燃費」を基準に、人気の高い軽バン、コンパクトミニバン、SUVの中から最適な5車種を厳選しました。

【軽バン代表】スズキ エブリイ

エブリイは、車中泊カーのベース車両として最も高い人気と流通量を誇る車種の一つです。その魅力は、圧倒的な室内空間の広さと、コストパフォーマンスの高さにあります。

特に室内高が高いため、車内で座って作業をしたり、着替えたりする際も頭上の圧迫感が少なく快適です。

中古市場での流通量が非常に多いため、ご希望の年式や予算に合った一台を見つけやすいのも大きなメリットです。DIYのための情報やパーツも豊富に流通しています。

【新世代軽バン】ホンダ N-VAN

N-VANは、これまでの軽バンの常識を覆す革新的な設計を持つ、車中泊に適したモデルです。最大の特徴は、助手席側が完全にピラーレス(柱がない状態)で、大開口のドアがついていることです。

これにより、大きな荷物の積み下ろしが容易になり、車中泊時の出入りもスムーズです。また、助手席まで含めてフラットにできるため、軽自動車でありながら、広い就寝スペースを確保できます。走行性能も従来の軽バンより乗用車に近いため、長距離移動の快適性も高いです。

【コンパクトミニバン】ホンダ フリードスパイク

フリードスパイクは、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」の派生モデルで、車中泊ユーザーから絶大な支持を得たモデルです。

後部座席がなく、最初から2列シートのモデルとして設計されているため、荷室空間が広く、フルフラット化が非常に容易です。また、燃費性能が高く、運転のしやすさも兼ね備えているため、日常使いから長距離の車中泊旅行まで、バランスよくこなせます。

【SUVの定番】三菱 デリカD:5

デリカD:5は、「車中泊もできて悪路も走れる」という、本格的なアウトドア志向の方におすすめのSUVです。

ディーゼルモデルはトルクが強く、燃費も良いため、重量のある車中泊装備を積んでも力強く走行できます。また、車高が高く、悪路走破性が非常に優れているため、キャンプ場や秘境へのアクセスも安心です。

荷室の完全フラット化にはDIYやベッドキットが必要ですが、その大柄な車体が生み出すゆとりの空間は、他のコンパクトカーにはない快適性を提供します。

【低価格・高燃費】トヨタ シエンタ

旧型のシエンタは、中古市場で比較的安価に手に入り、高い燃費性能が魅力のコンパクトミニバンです。荷室は完全なフルフラットにはなりにくいものの、シートアレンジの工夫やマットの活用で十分な就寝スペースを確保できます。

特に、トヨタ車の高い信頼性と、低燃費による維持費の安さは、初期費用を抑えたい車中泊初心者の方に最適です。街乗りでの使い勝手も良いため、日常利用との両立を図りたい方に人気があります。

快適な車中泊に必要な車内環境の整え方

快適な車中泊を季節を問わず楽しむためには、ベース車両の性能だけでなく、車内の環境を整えることが非常に重要です。特に「断熱・遮光対策」と「フラットな寝床」のDIYは重要です。

快適さを保つ「断熱」DIYの基本

車内は外気温の影響を非常に受けやすいため、断熱対策は快眠と健康を守るために重要です。

夏の熱中症予防と冬の凍える寒さ対策には、だけでなく、床や天井、側面のボディパネルの内側にも断熱材を施工することが効果的です。

ホームセンターで手に入る銀マットやスタイロフォームなどが、DIY断熱材として利用されています。断熱材を車内の鉄板との間に隙間なく埋め込むことで、結露防止にも繋がり、カビの発生を防げます。

外部からの視線と光を遮る「遮光」の重要性

車中泊では、プライバシーの保護も重要です。外からの視線を完全に遮ることで、車内でリラックスした過ごす時間を過ごすことができます。また、快適に寝るため、街灯の光や早朝の日の光を遮断することも必要です。

専用のマルチシェードや、吸盤式の遮光カーテンなどを使用する方法があります。DIYで制作する場合は、窓の形状に合わせて隙間ができないように工夫しましょう。

ローン審査に落ちても車中泊カーは買える?

過去に審査落ちの経験がある、あるいは現在の信用情報に不安がある方でも、車中泊カーを持つ夢を諦める必要はありません。信用情報よりも現在の支払い能力を重視する「自社ローン」などの柔軟な支払い方法を検討することで、購入は十分に可能です。

一般的な自動車ローンの審査に落ちる理由は?

銀行やディーラーの提携する一般的な自動車ローンは、お客様の返済能力を判断するために、信用情報機関(CIC、JICCなど)に登録されている信用情報を最も重視します。

過去にクレジットカードの支払いを長期間延滞した、携帯電話本体の割賦支払いを滞納した、あるいは債務整理を行ったなどの履歴(異動情報)が信用情報に残っている場合、一般的なローンの審査通過は難しくなります。

自社ローンの仕組みとメリット・デメリット

自社ローンとは、販売店がお客様との間で直接、代金の分割払いを認める契約です。金融機関とは異なる独自の基準(現在の収入や支払い能力)で審査を行うため、他社で審査に落ちた方でも通過できる可能性が高いです。

また、審査プロセスが簡略化されるため、急ぎで車が必要な場合でも、短期間で納車まで進められます。

しかし、自社ローンはメリットばかりではありません。金利がない代わりに、車両本体価格や手数料が割高に設定される傾向があります。契約内容や総支払額、保証内容を、一般的なローンと比較して慎重に検討することが大切です。

自社ローン検討前に確認すべき3つのこと

自社ローンを取り扱っている中古車販売店の中には悪質な業者も存在します。信頼できる販売店を選ぶには、以下の3点を必ず確認してください。

  1. 総支払額の明確さ
    手数料を含めた総額が明確に提示されているか
  2. 車両の保証有無
    納車後の故障に対する保証制度が用意されているか
  3. 契約内容の説明
    契約内容について、丁寧に説明してくれるか

審査に不安があるならトップランがおすすめ

車中泊カーの購入とローンの不安を同時に解決するなら、全国対応と柔軟な審査実績を持つ「トップラン」がおすすめです。

審査通過率95%の高い実績

トップランでは、お客様が車を購入できるように柔軟な対応を行っています。多くのローン会社と提携しているため、他社で審査落ちした方に対しても、お客様の現在の収入状況や支払い能力に基づき、審査基準の異なる最適な提携ローンや支払いプランを提案します。

過去の信用情報に固執せず、「今、安定した収入があり、無理なく支払いを続けられるか」という点を重視して審査を行なっており、審査通過率95%という高い実績があります。

全国対応・LINEで完結

トップランは埼玉にある中古車販売店ですが、「埼玉県まで行けないから…」と諦める必要はありません。トップランには、購入相談から手続き、購入後のアフターサポートに至るまで、来店不要で全てLINE上で完結できるシステムが整っています。

遠方にお住まいの方も、仕事で忙しい方も、時間や場所を選ばずに安心して手続きを進めることができます。

お客様の不安や希望を一つひとつ丁寧にヒアリングし、心から納得して車を購入できるようサポートいたします。あなたの理想の車中泊カーやローンへの不安などを、ぜひ気軽に相談してみてください。

車中泊ができる中古車で自由な旅を実現しよう

車中泊は、自由な旅をもっと身近にしてくれる魅力的なライフスタイルです。中古車なら初期費用を抑えつつ、自分に合った一台を選び、無理なくカスタムを楽しむことができます。人気車種や装備を理解し、自分の用途に合った車を選べば、車中泊の快適さはぐっと高まります。

また、ローン審査に不安がある方でも、現在の状況を重視してくれる支払い方法を活用すれば、理想の車中泊カーを手に入れる道は必ずあります。大切なのは、自分にとって無理のない方法で、安心して準備を進めていくことです。

さあ、あなたにぴったりの一台を探して、自由な旅へと踏み出してみませんか。あなただけの快適で心地よい車中泊ライフが、きっとすぐそこに待っています。

 

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